葬儀の後にすること
葬儀を終えた後には、いろいろやらなければいけないことがあります。
疲れていることが多いですが、完全に終えるまでは気が抜けません。
特に、葬儀の直後には世話役の方に、事務的なことについて確認を行うことはとても大切です。
葬儀後でまずすることといえば、初七日を迎えるまでの期間です。
初七日までにすることといえば、挨拶まわりと会葬礼状です。
挨拶まわりについては、葬儀でお世話になった方や、世話役の方、お坊さんなどに礼を伝えます。
葬儀から2、3日たっていれば服装な地味なものであれば自由ですが、喪服で対応するのがベストでしょう。
会葬礼状は、弔辞や弔電をいただいた方で遠方で挨拶ができない方に向けて送ります。
このとき、初七日に間に合うように、余裕をもって出すことが大切です。
次は、四十九日法要までの期間です。
四十九日までにすることといえば、もっとも大きな作業として香典返しがあります。
通常香典返しは忌明け後にするもので、忌明け前に品物をあらかじめ選んでおきます。
目安は、香典の半額程度とされています。
そして、本位牌の準備については、忌明けのあと、白木の位牌を返して本位牌を仏壇に置くための重要な作業です。
また、忌明け法要の準備も行う必要があります。
法要を行うためにお坊さんに頼み、参加者の人数を把握し、会場の手配などを行います。
時期は決まってないですが、忌明け法要前後には形見分けを行うと良いでしょう。
仏壇や墓石、墓地など、どうするか考える必要もあります。
納骨の形態は、近年多岐にわたっており、さまざまな選択肢を検討するのも良いかもしれません。
葬儀後にしっかりと事を済ませておかないとトラブルになることもあるので、ひとつひとつ着実に実行する必要があるでしょう。
